解析ジャーナル

エコロビスタ(ECOLOVISTA)シャンプー01を試してみた

エコロビスタシャンプーを試してみた

バイオ原料を使ったボトルと、アミノ酸系・植物由来にこだわった成分で構成されたエコロビスタシャンプーを実際に試してみました。

【全成分】

水、ラウロイルメチルアラニンNa、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルべタイン、コカミドメチルMEA、グリセリン、シア脂、ダマスクバラ花エキス、オリーブ果実油、ラベンダー花エキス、アルガニアスピノサ核油、ヤシ油、シア脂グリセレス-8エステルズ、アーモンド油、ベルガモット果実エキス、カニナバラ果実エキス、セージ葉エキス、メリッサ花/葉/茎水、ベルガモット果実油、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカ葉エキス、ワサビノキ種子エキス、レモン果実エキス、ヒアルロン酸Na、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ゴマタンパクPGプロピルメチルシランジオール、ポリクオタニウム-10、シスチン、クエン酸Na、クエン酸、アルギニン、ソルビン酸K、炭酸水素Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、BG、レシチン、PPG-7、塩化Na、セルロースガム、白金、エタノール、メントール、安息香酸Na、香料

シャバってる

使ってみて一番に感じるのは、シャバシャバ感といわれる、粘度がわりと低い水にやや近い液状という印象。

この手のオーガニックシャバシャバ系は泡立ちに難がある場合が多いのですが、エコロビスタはシャバシャバながら泡持ちはそこそこ良かったです。

アミノ酸系とか、オーガニック系とか謳うわりに毛色の違うオレフィンスルホン酸Naを配合しているのは、ノ酸系だけでは泡立ちがとにかく悪いことの証左といえるでしょう。

エコ感やオーガニック感、アミノ酸系というカテゴリからは逸脱していますが、オレフィンスルホン酸Naの(主役級の)配合のおかげで、それなりに泡立ちがあり使いやすいです。さっぱり洗った感じがするのも、ラウロイルメチルアラニンNaとオレフィンスルホン酸Naというらもさっぱり系の洗浄剤がトップに並んだ結果といえます。

洗えるわりにヘアケア感も

一見するとさっぱり洗い上げる、いかにも市販シャンプーらしい性格と感じる使用感でしたが、配合されている油脂や補修成分の影響が多少残るためかケア感もわずかに髪に残ってきます。

パサパサとした仕上がりになりにくいのは嬉しいですね。シャンプー自体に粘度があまりないので、ダメージヘアを洗うには少し摩擦が大きくなりがち。補修成分があるとはいえ、基本的にはダメージヘアの方にはあまり適していないと考えたほうがよいです。

多少のダメージならケアできるけど、オレフィンスルホン酸Naとか粘度の問題とかで髪の保護という観点では弱い、という印象です。ただ、適度に洗えて泡立ちも持ちますし、香りもさわやかで個人的に日常使いでバシバシ使うシャンプーとしてはわりと使いやすい印象を受けました。 成分的な印象よりも使用感がやや悪くなかったなぁというシャンプーです。

目などの粘膜には結構しみますのでご注意を。